【身障者の自動車運転】助手席じゃなく運転席に座りたい!車を運転して自分の世界を広げよう!

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補装具・障がい者制度

こんにちは、脊髄損傷パパことジョーカーです!

みなさま先天性、後天性問わず障がいを抱えたら車の運転出来ないと思っていませんか?

障がい者が普通の車運転できるわけないよ!」、「身障者がそもそも免許取れるの」そう考えている方も多いと思います!

そんな疑問を実体験を交えながら解消します!

※個々人の障がいの程度、その他身体の状態により異なるため参考としてお読みください。

なお、私の障がいについての詳細は下の記事を見て頂ければ幸いです!

【今回の記事が参考になる方】

・生まれつきの障がいで運転免許をとりたい

・運転免許はあるけど、そのまま乗っていいのかわからない

・運転免許はあるけど、足が不自由で今のままでは運転できない

  結論新しく免許取得継続して車を運転できる可能性があります!

※繰り返しになりますが、障がいの程度により個人差があることはご理解いただけますと幸いです。

運転免許について

新しく運転免許を取得する方

健常者の方と変わりなく自動車教習所へ通い学科、技能に関する授業を受け卒業検定に合格しその後運転免許試験場にて合格後に運転免許取得となります。

一般の方と違う点としては、事前にお住まいの運転免許試験場にて安全に運転可能かなど相談する必要があります。

その際に障害に合わせどのような改造をする必要があるのかなど指示を受ける事になります。

故に指示を受けた内容が運転免許の条件となります。

(私の場合の条件は眼鏡、AT限定です!元々はケガする前にMTで取得しました。)

その後運転条件を満たした身体障がい者用改造車両を所持している教習所(これが数が少ない)を探すか、若しくは該当車両がない自動車教習所であれば自分で準備して教習所に通う事になります。

(免許が取れなければお金が勿体ないことに…)

その後は先に書いた通り一般的な流れに沿って免許取得へと進みます。

既に運転免許所持の方

医師に相談の元運転を行う上で問題が無いか確認します。

医師の許可を得て運転免許試験場にて相談し、適性検査を受けます。

(ゲームセンターに置いてあるレースゲームのような機械で検査して行きます!)


私の場合は信号機の青から赤に変わった時に、アクセルからブレーキを踏むまでの時間を測ったり運転席への乗り込みなど検査内容でした!)

適切検査の結果は3パターン
  • 1.無条件で運転可能
  • 2.条件付きで運転可能(改造内容が免許に記入されます)
  • 3.運転不可

身体障がい者の自動車に関する公的支援

公的支援
  • 自動車改造費用の助成
  • 駐車禁止除外の標章
  • 有料道路割引

それでは、3つの制度を見ていきましょう!

自動車改造費用の助成

自分で運転して通勤に使用する条件で改造内容により助成金が出る可能性があります。(例:手動アクセル、ブレーキへの変更など)

(※申請先はお住まいの市区町村)

駐車禁止除外の標章

本来なら駐車禁止で道路交通法違反となる場所でも、一定の場所においては駐車禁止を免除してくれます。

ただし、身障者本人が乗っている場合に限ります。←当たり前ですね!笑
(※申請先はお住まいの管轄する警察署)

有料道路割引

身障者が乗っている時に有料道路を使用する時に通常の半額で利用する事が可能です。

支払いは現金(障害者手帳の提示が必要)、ETCにて可能です。(※申請先はお住まいの市区町村)

※私は駐車禁止除外有料道路割引はかなり利用させて頂いております!

 使える制度は使わないと損です!

※駐車禁止除外については、それを目当てで車上荒らしに合うこともあるそうですので、車内に置きっぱなしは気をつけた方がいいと思います。

まとめ

身障者でも免許取得して条件に合わせた改造を行う事により運転する事が可能

既に免許取得している方も医師の指示運転免許試験場での適切検査を行い条件有無により運転可能

検査結果で運転不可の場合もある

公的支援
  • 自動車改造費用の助成金制度
  • 駐車禁止除外制度
  • 有料道路割引制度

自分で運転出来るのであれば行動範囲がかなり広くなり人生が変わると思います。

少なくとも私は変わりました。

そして、お願いばかりしていた自分が運転出来るだけで逆に家族や周りから頼られるようになりました!

ただし、自動車の運転を行うという事は事故を起こす可能性ががあり、重大事故により最悪の事態が起こる事を忘れてはいけません。

その時は健常者、障がい者は一切関係ありません!

ハンドルを握る以上肝に命じておきましょう。

以上、長文を拝読頂き感謝致します!

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